17世紀ヨーロッパで深く愛されたリュート属楽器「テオルボ」と声の織りなす、バロック音楽の世界。独奏楽器としてのみならず、歌の伴奏楽器としても当時の人々に愛用されたテオルボ。CDに収録されたプログラム は、牧歌的な恋歌、愛に身をやつす苦悩、コケティッシュな戯れなど声とテオルボだけとは思えぬほど様々な 表情を見せます。息のぴたりと合った精度の高いデュオ《ヴォクス・ポエティカ》の生み出す 息を呑むような景色がここに。レコード芸術特選盤 待望のリリースリサイタル。
[演奏予定曲目]
なにゆえ 美しさと優雅さに(B. フェラーリ)/悲しく人影のない場所、暗い隠れ処 (M. シャルパンティエ)/ある日僕は散歩にでかけた(作者不詳)/愛おしく麗しいくちづけ(F. コッラーディ)/安らぎ、木陰、静けさ(M. ランベール)/孤独な小鳥(J. ペーリ)/*シャコンヌ(R.ド・ヴィゼー)/主をほめたたえよ(G.G. カプスペルガー)/林は静まりかえっている(S. ル・カミュ)/僕のすてきなお嬢さん(F. コッラーディ)/行け、愛の手紙よ(G. フレスコバルディ)/*パッサカリア(G.G. カプスペルガー)/恋するヘラクレイトス(B. ストロッツィ) /心がしかと捕らえられたなら(J.C. ド・ラ・バール)
*=テオルボ独奏
【前売券】5月28日 ヴォクス・ポエティカCDリリース記念リサイタル『テオルボと描く肖像』
¥4,500価格